佐竹 勇人さん 理学療法学科2008年卒業
医療法人和幸会 阪奈中央病院勤務
理学療法士を目指したきっかけと阪奈リハを選んだ理由
理学療法士を目指したきっかけは、祖父の介護でした。自分も一緒に何かできる事は無いかなと思い色々と調べて、理学療法士という仕事を知りました。理学療法が、運動機能の維持・改善を目的に物理的な手段を用いて行われる治療法だということを知り、これだ!と思い、資格を取得できる専門学校を調べ、そこで阪奈中央リハビリテーション専門学校を知りました。
阪奈中央リハビリテーション専門学校を選んだ理由は、まず、第一に国家試験の合格率が高いところです。次に、国家試験にもし合格できなかったとしても、アフターケアがしっかりしていることです。あともうひとつは、やはりオープンキャンパスに行ったときに、すごく雰囲気がよくて明るく、環境も整っているところだったので、ここだとしっかりと専門知識を得ることができると思い選びました。
現在の仕事について
現在は阪奈中央病院でスポーツリハビリテーションに関わる仕事をしています。一日の流れとしては、まず朝出勤したらカルテを調べ状況確認してから、リハビリを行います。一人の患者さまに対して、大体20分から40分のリハビリを実施しています。お昼になったらまず午前中に行ったリハビリの記録を書いて、その後、午後から担当する患者さまの状況を確認してからリハビリを行います。他の病院と異なり阪奈中央病院では、僕たちリハビリスタッフは診察室に自由に出入りすることができるので、これからリハビリを行う患者さまの診察について行き、医師と看護師と一緒に状況を確認しています。
高校生に向けてメッセージ
他の職種と違い、医師と一緒に必要な医療を段階的に提供することができるということと、医学的な知識、専門知識をしっかり学ぶことで、必要な医療を必要な時期に的確に提供することができるのが理学療法士の強みだと思います。 阪奈中央リハビリテーション専門学校は3年で卒業できますので、より早く現場に出ることができます。
学校では、講師として臨床の人間が特別講義を行い、臨床に必要な知識、技術を提供し、それを一緒に学ぶことができます。そのため、臨床に出ても不安なく働くことができると思います。
東山 学史さん 理学療法学科2012年卒業
冬季パラリンピックで選手をサポート
私は病院で理学療法業務、そしてスポーツ現場ではトレーナーとして仕事をしています。2018年冬季パラリンピックでは選手に帯同し、金メダルの獲得に貢献することができました。理学療法士としての知識や技術を活かし、やりたいことを仕事にできる幸せを感じています。そのためにも、知識や技術を常に磨き続けていきたいと思っています。
山中 頌貴さん 理学療法学科2017年卒業
奈良県立医科大学附属病院勤務
阪奈リハはどんな学校でしたか?
学ぶための設備や環境が整っていて、周りが静かで勉強に集中できる学校でした。
担任の先生だけでなく、すべての先生が担任のように一人一人に対して熱く丁寧に指導してくださいました。阪奈リハの先生方は自分の目標となる存在だったので、授業はもちろんのこと知識や考え方など、たくさんのことを吸収したいと思って学生生活を送っていました。
クラスにはいろんな年代の人がいて、それぞれの経験を通して学ぶことが多くありました。みんなが同じ目標に向かっているので、一緒に高め合うことができたことは皆に感謝しています。
理学療法士を目指すみなさんへメッセージ
臨床に出てみて、患者さまのために少しでも力になれるということは、とても責任感があって楽しい反面、悩むこともたくさんあります。阪奈リハで学んだことは今の基礎となっています。熱心な教員の先生方・同じ目標を持ったクラスメイトのおかげで成長できたと実感しています。
勉強は大変ですが、少しでも患者さまの力になるような理学療法士を目指して頑張ってください。
富樫 昌彦さん 理学療法学科2011年卒業
理学療法士・呼吸療法認定士・健康運動実践指導者・JATI-ATI・ノルディックウォーキングインストラクター・介護支援専門員・介護予防運動指導員
疾病予防健康増進施設 MediTAS ZeloFit勤務
現在、スポーツジムMediTAS ZeloFit(メディタスゼロフィット)のスポーツトレーナーとして、スポーツ選手から持病をお持ちの方まで、その方にあった運動プログラムを作成し指導しています。運動を通した病気やケガの予防、いわゆる「予防医学」の観点からも、理学療法士の需要が高まりつつあります。
高齢化社会の現代、理学療法士として、一緒に日本を元気にしていきましょう!