宝田 愛さん 作業療法学科 2014年卒業
大学を卒業し、介護の現場で働いた後、阪奈リハへ入学しました。勉学と子育ての両立は容易ではありませんでしたが、家族の理解と支えが私の原動力となりました。
卒業後は、関連施設である阪奈中央病院で作業療法士として6年間の経験を積み、2020年4月より阪奈リハの教員として教壇に立っています。在校生が立派なセラピストとなれるよう全力でサポートしていきます。
石森 千賀さん 作業療法学科 10期生 2008年卒業
作業療法士としてどのように働いてこられましたか?
8年間日本の病院と訪問看護ステーションで働き、経験を重ねるうちに海外での作業療法について興味を持ち始めました。
3年前にニュージーランドの病院と老人ホームで働くことができました。
日本と海外の病院、作業療法の違いについて体感し、学ぶことができました。
海外で作業療法士として働く際に気をつけることはありますか?
海外で働く際、その国の母国語をどの程度話せるのかということと同様に、世界水準の授業数と実技を学んでいるのかが重要になります。
阪奈リハの作業療法学科はWFOT の基準を満たしており実技指導も充実していたため、ニュージーランドで病院を探した際もすぐに対応していただくことができ、働くことができました。
学校で学んだことや、日本や海外で働いてきた経験を生かし、今度はフランスでも作業療法士として働き、ヨーロッパでの作業療法について学びたいと思っています。
杉山 樹加さん 作業療法学科2004年卒業
介護老人保健施設 パークヒルズ田原苑勤務
作業療法士として働いてみて感じたことは?
学校を卒業してから病院に勤務していたのですが、医療の現場だけでなく福祉の現場でも様々な経験をしたいと思い、現在は介護老人保健施設パークヒルズ田原苑に勤務しています。リハビリによってご自分のできることが増えた時の利用者様の笑顔は、何よりの喜びです。
これから作業療法士を目指す人に伝えたいことは?
作業療法士は、人の人生に関わる大変な仕事ではありますが、それだけにとてもやりがいのある仕事です。やる気と思いやりのある心を持って、ぜひ一緒に作業療法士の道を極めましょう。
巽 結実さん 作業療法学科2010年卒業
阪奈中央病院勤務
障がいをもつ弟がおり、リハビリに通っていたことがきっかけで作業療法士という仕事に興味を持ちました。学校では、現場で働いておられる先生方の授業もたくさんあります。実際の現場のお話はとても興味深く、学ぶ意欲を一層高めることが出来ました。仕事と家事・育児の両立はとても大変ですが、上司や環境にも恵まれ作業療法士という仕事にとても誇りをもって働いています。学生時代は学ぶことが多く大変ですが、頑張った分結果は必ずついてきます。